公正取引委員会、NTT東日本に対して勧告および警告を実施
2発目が着弾。
これについてはどうも自分の意見が少数らしいということがわかってちょっとさびしいです。
現在の状態から変わるから余計なことをするなとか、
ユーザーとして当然といえばそれまでですが、一言で言うと既得権益にしがみついてるだけな人ばっかり。
すべては推測に過ぎません。ということで書いてみる。
総務省、Bフレッツニューファミリーの設備の設置状況等の報告について
公正取引委員会、東日本電信電話株式会社に対する勧告等について [PDF]
公取のPDFファイルを読むといろいろわかったり。
とりあえず指定設備の開放の是非を問うわけでないんでそれは置いておいて。
「NTT東日本は,芯線直結方式によりニューファミリータイプを販売することを前提とし,同サービスについてユーザーからの申込みから開通までの期間の短縮を図り,東京支店管内において,平成15年2月に前記の期間短縮を本格実施し」とあったり、
これは決定打のひとつ
「NTT東日本は,ニューファミリータイプの販売を開始したとき以降,同サービスを契約したユーザーに対して芯線直結方式により同サービスを販売しており,平成15年9月30日においても,どの程度の需要が発生した場合に分岐方式により同サービスを販売するかについての計画を定めていなかった」
と。
「芯線直結方式を使用してニューファミリータイプを販売することで実質的に加入者光ファイバ1芯の接続料金を下回るユーザー料金によりニューファミリータイプを販売して」いることで
「同社の加入者光ファイバに接続して戸建て住宅向けFTTHサービス事業を行う事業者の事業活動を排除」し、
「東日本地区における戸建て住宅向けFTTHサービスの取引分野における競争を実質的に制限」していると。
TEPCOひかりが来年度サービスエリアを広げるために東日本でも競争状態が生まれますが、現状では実質Bフレッツしか選択肢が無い状態ですので、内容はいちいち尤もですが(あたりまえ)。
事実、NTT西日本はK-OPTI.comとの競争にさらされている所為もありますが、B-PONを初期から導入して運用しているわけで、PONを導入できなかったわけではないのは明白(東日本のほうが人口密度から言ってPONにしやすい)です。
ではなぜ「現時点でも計画策定が完了せず」、「E-PONの予定がB-PON」なのでしょうか。
単純な予測からすれば
1.PONの選択肢を絞りきれていなかった
2.当初はGE-PONを採用する予定があった
3.TEPCOひかりへの対抗上すぐに切り替えられる(調達が間に合う)方法をとった
などが考えられます。3番は公取のPDFのニューファミリー申し込みの増加を見ると可能性が非常にありますが、
さらに2番の可能性があったり。
GE-PON(IEEE 802.3ah/EfM)の標準化は2003/9には完了しているはずでした。
その時期から速度的にもSS+局内集約と遜色の無いスループットの出せるGE-PONに切り替える予定だったとしたら、その計画がGE-PON策定の遅れ(2004/06-09にのびてます)に引っ張られるかたちで遅れを招き、結局警告を受けた上にすでに生産が立ち上がっているB-PONを採用する羽目になったと考えることもできます。
1番はB-PON(Symmetric),GE-PON,G.PONからもっともコストエフェクティブか将来計画に適したものを選びたかったために移行を遅らせた可能性ということです。
B-PONの上り622Mbpsのトランシーバー特性は結構むずかしいものがあり、コスト高になって大量生産にはいたっていませんでした。
GE-PONのトランシーバーのほうが早く作られた(こちらのほうが上りはレートが高いですが特性からすると作りやすい)くらいです。
G.PONは将来性という点でGFPを採用しEthernetフレーム以外も流せますが、やはりのぼりが遅いものしか製品化にいたっていません。
というとこで今回はここまで(1)
Posted by K+G at December 5, 2003 11:54 PM | TrackBackゆうせんとか電力系NCC(というか電力会社本体)が参入している状況の中でも,いまだにNTTの回線開放に頼ろうとするほうが,私にはよほど既得権に乗っかっているだけに見えます。
Posted by: Kousuke Shibasaka at December 7, 2003 08:00 PMあの…単純にいえば問題のスケールが違いますよ?
まあそういう話もありますが。