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2004年09月29日

BlueGene/L

IBMのスパコン、世界最速記録を更新--NECの地球シミュレータを上回る
まあLinkPackですし。BlueGeneのアーキテクチャは確かに今までとはかなり違う思想でデザインされていますが、アーキテクチャ的な向き不向きはどうしても出るもので、プロテオーム探索のように並列性を極端に上げて相互通信が少なく(マトリックスを分割できる)して処理できるアプリにはとても向いているアプローチではありますが、フリーメッシュ法などの相互通信とセルあたりの処理能力を要求するアプリには不向きです。もちろんBlueGene/Lは分子生物的なアプリのために最適化されたシステムですからそれで良いのですが。それに色々工夫はされています。帯域は6Port(3Dトーラス)で合計数GB/sしか有りませんが、一つのASIC内でのキャッシュコヒーレンシの高速化やノード間の通信のレスポンス自体は早くできるようになっているなど、通常のアプリに対してもある程度の性能を出せるようになっているみたいですね。ところでLinkPackでこれぐらい出るのはLinkPackがノード間通信がボトルネックになりにくい(通信量が少ない)ベンチマークだからというのが大きいかと。

投稿者 K+G : 2004年09月29日 23:27

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